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子育て支援について考えてみる

桜の季節になってきましたね。
桜よりも一足早い梅や桃の花など、見かけるピンクに気持ちが晴れやかに感じる春です。
眼鏡橋の近くでも、諏訪神社の境内でも春色を発見。
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寒かった冬の終わりと1番大変な産後3ヶ月を脱したから、晴れやに感じるのかもしれませんが、私の場合、三人娘の育児を両親に手伝ってもらっているから、現在笑って育児ができているのだと思います。
長女の時は、はじめての赤ちゃんとの生活、引っ越してきたばかりのアメリカ、異国で赤ちゃんが病気にならないように…など、経験がない分見えないプレッシャーがあり、肩に力が入った育児をしていたように今は感じます。だから、泣いたらすぐに抱くし、泣かないように赤ちゃん中心の生活だったような。
もちろん、赤ちゃんとの生活は楽しくて可愛かったのですが、親戚や以前からの友人がいない中で、会うお友だちはほぼみんな同じように子ども連れだから、だれかに自分の赤ちゃんを抱いてもらう、預ける、ということがない状況でした。
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それに比べて今は、赤ちゃんが2人いるという大変さはありますが、大変な日は運命共同体の母も同じ大変さで共感し合えるし、長女とのお話しで和んだり笑ったりで、赤ちゃん育児がリセットされる瞬間があるように思います。3人の要望に応えるには、どこかのタイミングで誰かが泣いていても、「ちょっと待ってね〜。順番こにお世話するからね〜。」と、待たせて泣かせておくしかなく、泣き声が他の声にかき消されたりで、泣き声にも慣れるというか、泣き声でかかるプレッシャーも小さいような。1人で2人をみてる時など、文字通り手が足りなくて仕方ないのです。
でも、誰かの手伝いがないと、産後ウツの時期や、1人で育児しているいわゆるワンオペ育児の人は吐き口がなくて大変をリセットするチャンスがないのかも。
長崎で出産したら、産後に民生員の方、役所から保健師さんが訪ねて来られました。
出産した病院の助産師さんからも感じたことですが、皆さん子どもの発育と同時に、母親である私の産後の経過や健康状態などを尋ねてくれて、大変でしょう⁈まずはお母さんの身体が大事だから、焦らずゆっくりでいい、無理しないでいい、と、労ってくれました。
これは、自分で自分にはかけてあげれない言葉で、身内以外の人から言われることで、何だか負担が少し軽くなる気がしました。
もちろん、体重計を持ってきて、赤ちゃんを裸んぼにして乗せたりするときは、体重での発育もですが、きっとアザなど虐待がないか等、赤ちゃんを守るためのチェックもしているんだと思います。
そして、何かあればいつでも相談してください、と言われます。
地元でもなく、頼りにできる人がいない環境で子育てする人には、何かしらそんな窓口があるというのは安心材料だと思います。
実際に連絡したことはありませんが、海外で初めての育児を経験したあと、はじめて自治体の子育て支援の一部を体験して、こういう制度がなかった頃で、女の人は子育てして当たり前、家にいるんだから簡単だ、と扱われていた時代のお母さんたちはきつかっただろうなぁ、それに比べたら、子育てしやすい時代になってきてるのかも⁈とも感じました。
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なかなかまとまりがありませんが、このような子育てを支援してくれる環境のことを書きたいと思ってるうちに、また書きかけては時間がながれて、お諏訪さんの桜も咲きはじめていました。
アメリカでよく、“ママがハッピーなら赤ちゃんもハッピー〝と言われていましたが、色んな応援や見守りの中で、楽しんで小さな人を大きくしていく環境が、どの赤ちゃんにもあるといいな、ハッピーベイビーでいれるといいなと思います。
私が、大変ながらも実家というぬるま湯の中で子育てさせてもらうのもあと少し。四月からおきる色んな変化に向けて準備中の3月後半です。


by hue2010 | 2018-03-21 23:53 | 日本での子育て色イロ  

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